カズオ・イシグロさんがノーブル文学賞を受賞され、その経歴に注目が集まっています。イギリス国籍を持つ日系人のカズオ・イシグロさんには家族はいるのでしょうか?5歳で日本からイギリスに渡ったというカズオ・イシグロさんの経歴と家族構成をまとめます。
Did you know: #NobelPrize 2017 winner and #UEA alumnus Kazuo Ishiguro will be returning to UEA for the @UEALitFest next Wednesday 11th! pic.twitter.com/Pelr7glRhP
— UEA (@uniofeastanglia) 2017年10月5日
カズオ・イシグロさんの経歴
カズオイシグロさんは日本人の両親のもと1954年、長崎県で誕生。現在62歳です。今はイギリス国籍ですが、成人するまでは日本国籍で「石黒一雄」という漢字名もあります。
両親の名前は父親 石黒鎮雄さん(海洋学者)母親 石黒静子さんです。
5歳のとき、日本人の両親とともにイギリスに渡り、その後、イギリス国籍を取得しました。
大学はイギリスの国立ケント大学(University of Kent)で英語と哲学の学士号をとって卒業。
その後、国立イースト・アングリア大学(University of East Anglia)で修士号を取得しています。
カズオ・イシグロさんの作品
1989年に出版された「日の名残り」は、第2次世界大戦後のイギリスの田園地帯にある邸宅を舞台にした作品で、そこで働く執事の回想を通して失われつつある伝統を描き、イギリスで最も権威のある文学賞、ブッカー賞を受賞しています。
また、2005年に出版された「わたしを離さないで」は、臓器移植の提供者となるために育てられた若者たちが、運命を受け入れながらも生き続けたいと願うさまを繊細に描いたフィクションで、2010年に映画化され、翌年には日本でも公開されました。
カズオ・イシグロさんの家族
イシグロさんには妻と女のお子さんがいるようですね。
カズオ・イシグロ氏の妻
奥様は、スコットランド人の、ローナ・マクドゥーガル(Lorna MacDougall)さんです。ソーシャルワーカーとして働いていたローナさんは、ロンドンのホームレスを支援する団体で、同じく働いていたカズオイシグロさんと出会い、1986年に結婚。
妻のローナさんは、ホームレスの支援、里親探しなどをソーシャルワーカーとして活動。素敵な仕事をしているイシグロさんの妻。
そんなカズオさんと嫁ローナさんの間には一人子供がいます。
カズオ・イシグロ氏の子供
イシグロさんの子供は1人。娘の、ナオミイシグロさん。現在25歳で、大学院生です。
ナオミさんが在籍する大学院は、父カズオさんが博士号を取得した国立イースト・アングリア大学(University of East Anglia)です。
Oooh bank holiday flapper parties are sorted with this Carolina Herrera dress (modelled by our lovely intern Naomi)… pic.twitter.com/3FDStVaI
— Tatler (@TatlerUK) 2012年8月24日
まとめ☆
ノーベル賞を受賞した作家のカズオイシグロさんは、5歳まで日本で暮らし日本語は話せないそうですが、その作品には日本での情景が色濃く投影されているとご本人が語っておられます。三つ子の魂百までというところでしょうか?
もし、そうなら日本人としては嬉しいですね!
イシグロさんには、スコットランド人のローナさんという奥様と、一人娘のナオミさんという家族がいらっしゃるということなので、三人でぜひ日本に凱旋しに来て頂きたいものです。
日系の方がノーベル文学賞を受賞されたとのことで、うれしいニュースですね!
カズオ・イシグロ原作ドラマ
イシグロさん原作の本を題材にしたドラマが注目されています。綾瀬はるかさん主演の【わたしを離さないで】というドラマです。
このドラマは、ノーベル文学賞カズオ・イシグロさんの原作なのですが、臓器提供を目的に施設で育つ子どもたちを描いていて、たいそう恐ろしいです。
ドラマの動画を無料で見る方法がありますので、興味があれば見てみて下さいね♪
コメントを残す