アトピーの原因は親じゃない!子供と母親を追い込む病とは?

子供のアトピーの原因母原病

みなさんは【母原病】という言葉を知っていますか?
これは、名古屋の精神科医久徳重盛氏が1979年に発表した

概念で、児童の身体的あるいは精神的な病気の多くは、
母親の子供への接し方に原因があるとする考え方のことです。

子育てにおいて子供に与える、母親の影響は大きいとは思います。
しかし、母親が原因で子どもが病気になったと言われるのは、
どこか納得がいかないですよね。

我が家の娘は生まれた時から、アトピーでした。
アレルギーのある子供を育てるのは、とても骨の折れる仕事です。

この子にアトピーさえ無かったら・・・と思った事は幾度となくあります。

そんな、頑張っている母親に突き付けられる【母原病】という言葉・・・。


今日は【母原病】について考えていきます。

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母原病とはどんな考え方?

1979年、久徳医師の著書『母原病―母親が原因でふえる子どもの異常』が
日本でベストセラーになった。

当時の日本では不登校(当時は「登校拒否」と呼ばれるのが一般的)の
問題が起き始めていた。

久徳医師は「登校拒否は母原病」(=児童の登校拒否は母親の接し方に原因がある)
と主張し、多くの母親を「自分が悪いのだ」と自責の念に駆りたてた。

現在ではその説はほとんど事実上の説得力を持たなくなっている。

出典:wikipedia

私はこの久徳クリニックのある地域に住んでいます。
子供のアトピーで悩んでいる時に、このクリニックの存在を知りました。

今は分かりませんが、当時は喘息や不登校の子供を親から離し、
クリニックに住まわせ、朝から規則正しい生活を送らせて、クリニックの
近くの学校に通わせるという様な事をされていた様です。

母原病に関する当時の私の考え

虐待などがあった場合、それが子どもの精神的な歪みにつながる
可能性はあると思いますが、

久徳医師の指摘する「母原病」はそのようなケースではなく、
一般的なレベルでの「甘やかし」であるとか、「愛情不足」であるといった
もののことを言うらしいのです。


この母原病という言葉を知ったのは、今から14年位前の話です。
今、17歳の娘が3.4歳のときだったと思います。

私の場合、愛情不足はないかなと思ったのですが、甘やかしについては、
ドキッとさせられました。

どうしても、痒がる娘が不憫で、他の子と同じものが食べられない娘が
かわいそう・・・などと感じ、甘やかし気味だったと思います。

アトピーは親の責任なのか?

生まれた時からアトピーだった、我が家の娘は母親の甘やかしが
無かったら、早くに治っていたのか?

大人になってからアトピーになる人も母原病なのか?

決してそんな事はないと思うのですが、
一時期、私の子育てに、この【母原病】という言葉が、影響を与えた事は、
事実です。

私は、子供を心配して、甘やかしている母親でした。

子供が小さいの時のエピソード

幼稚園の時、こんな事がありました。
娘は給食が食べられそうになかったので、お弁当持ちの幼稚園に
通っていました。

年に一度、母親が料理を持ち寄って、幼稚園内でクリスマス会を
やるという行事がありました。

他の母親が持ち寄った物では、我が家の娘は食べられる料理は
ありません。

先生に娘専用に持ち込みしても大丈夫か、確認した時に
先生がおっしゃった言葉が今も私の指針になっています。

『他人に自分に合わせてくれるように、求める事はできません』

『自分が他人に合わせていくのです』

『これからも、そういう場面に多く出くわすでしょう』

成程そうですよね。
他人が気を遣って合わせてくれると思ってはいけないのです。
自分が合わせていくのです。

幼い時からそういった厳しい現実も受け入れて来たので、
娘は今でも食べられない物をありますが、自分でその都度、
対処出来る様になりました。



また、こんな事もありました。
私の中ではどこかで、娘が不憫だとか可哀想だとかの思いが
あったのだと思います。

娘のピアノの先生と電話で話している時に、
私が娘が可哀想だ的な発言をしたのだと思います。

『親に可哀想呼ばわりされる程、子供にとって可哀想な事はない』

と言われた事があります。
その時も、成程そうなのか!と反省し自分の考えを改めました。

アトピーでも大丈夫

今、娘は大学受験に向けて頑張っています。
甘えん坊の娘でしたが、東京の大学に行きたいそうです。
アトピーなので食べる物の管理もいる、生活環境や睡眠不足も関係する。

親としては心配が沢山あります。

ですが、娘の選択を応援したいと思います。
良く言えば、愛情を掛けたから安心して巣立っていく。

実は、うっとうしいから、早く出たかったりして・・・(笑)

いずれにしても、親離れ出来る様になったと受け止めています。

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まとめ☆

【母原病】という言葉はグサッと母親の心に突き刺さりますよね。
こんなに、子供の為にやっているのに・・・って。

この言葉、この考え方が正しいとか正しくないとかではなくて、
母親が原因で子供が、歪んだ考え方を持つとか、自立できないとかは
避けたいと思います。

今でも、アトピーに限らず病気のお子さんをお持ちだったり、
自閉症や不登校への誤解を招く表現として
母子密着」や「日本型親子関係」などが依然として唱えられる
傾向にあるそうです。


母親だけ責められるのはいかがなものでしょうか?
一人で背負わずに、周りの人に助けを求めながら、
子供が自立・自律出来る様に育てていきたいですね。


時には、母親としての自分を振り返るのも大切かも知れません。

そういう自戒を込めた意味で【母原病】という言葉を、子供が小さい時に
知って良かったなと思っています


子供が高校生になった今でも、子供の成長の妨げになっていないか?
と自問しながら、子供の成長を見守る母親になりたいです。
こどもが頼ってきた時は、全力で一支える母親でありたいと思います。

振り返ると、子育て出来る期間は意外と短いかも知れませんね。

今、子供さんがアトピーでこのブログを読んで下さっている方、
これから、お母さんになる事に不安のある方もいるかもしれません。

一人で悩まないで誰かを頼って下さいね。きっと大丈夫ですから。

☆ご意見・ご質問がありましたらコメント欄よりお願いいたします☆

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